ストーリー紹介
世界のはずれにある、小さな島国、エルシア諸島。
そこには気脈を感じ取り、風や炎を思いのままに操る、
方術師と呼ばれる人々が暮らしていた。
彼らはホロンと呼ばれる神器を島から島へ運び続ける、
いにしえより伝わり、巡業と呼ばれる【レムリオの儀】を、
主な務めとして行い続けてきた。
ときは創歴5446年。
高方術師ルカリオは、かつての師であるシオンから、
新しく方術師となった孫娘、カノンの指導を任された。
研修としてエルシア諸島を巡る中で、
出会いがあり、別れがあり、
また、不可解な事件にも巻き込まれてゆく。
そして、巡業の研修が終わり、
注目は間近に迫った【青灰戦役追悼式典】へと移っていった。
10年前、異なる方術師の派閥間で起きた【青灰戦役】。
多くの犠牲者を出したこの争いの、
犠牲者への供養と戒めの意味を込めた式典が、近日予定されていた。
だが、式典が近づくにつれ、不気味な影が胎動を始め、
暗雲が徐々にエルシア諸島を取り巻いていく・・・
果たして、無事に追悼式典を終えることが出来るのだろうか。
そして、その先にはどのような未来が待っているのだろうか。
あらがえぬ運命、交錯する想いと絆、かけがえのない未来を乗せて、
ホロンは今日もエルシア諸島を廻り続ける・・・
ホロンは今日もエルシア諸島を廻り続ける・・・